【美容師が解説】自分に合ったシャンプーの選び方！
2019/10/23
毎日使うシャンプー。
市販のものや美容院に売っているたくさんのシャンプーの中から
自分に合ったシャンプーを選べていますか？？
シャンプーを変えれば、より扱いやすい美髪に近づけるかもしれません！
今回は、シャンプーの選び方を徹底解説していきます。
シャンプーを界面活性剤の種類で解説
洗剤には、汚れを落とすために界面活性剤が含まれています。
シャンプーも例外ではありません。
使用されている界面活性剤でシャンプーを分類することができます。
今回は主な3つに分けて解説していきます。
高級アルコール系
【ラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウム など】
市販のシャンプーの多くは、高級アルコール系シャンプーです。
高級アルコール系シャンプーのメリット
泡立ちがよく、洗い上がりもすっきり
低価格で手に入る
高級アルコール系シャンプーのデメリット
洗浄力が強いものもあり乾燥しやすい
頭皮が乾燥している方や肌の弱い方は注意が必要
石けん系
【石けん用素地、脂肪酸ナトリウム など】
天然原料、無添加でできているものが多いです。
石けん系シャンプーのメリット
比較的肌に優しく、環境にも優しい
皮脂をしっかり除去できる
髪に過剰に蓄積されたシリコンが除去されボリュームが出ることもある
石けん系シャンプーのデメリット
洗浄力が強いため皮脂を取り過ぎてしまう
キューティクルが開き髪がきしむ
石けん成分が頭皮に残りやすくフケの原因になる
とっておきのしっとりトリートメントの前に、
石けん系シャンプーで洗ってトリートメントの浸透をよくするという使い方もあります。
アミノ酸系
【ココイルグリシンK、グルタミン酸、グリシン など】
美容院で売られているものの多くがアミノ酸系シャンプーです。
アミノ酸系シャンプーのメリット
優しい洗浄力で髪にも肌にも優しい
弱酸性、低刺激
アミノ酸系シャンプーのデメリット
比較的価格が高い
洗浄力が弱いため、しっかりめのスタイリング剤を使った時や
皮脂が多い方は二度洗いが必要
シリコン？ノンシリコン？？
シリコンが髪に悪い、
ノンシリコンが髪に良い、というわけではありません！
シリコンには
きしみを防ぎ、髪の手触りをよく、まとまりもよくする効果があります。
シリコンが毛穴につまるなどと話題になったことがありますが、実際にはそのようなことはなく髪や肌に害があるものではありません。
求める洗い上がりによって
シリコンシャンプー、ノンシリコンシャンプーのどちらかを選びましょう。
髪にダメージがある方は
シリコンシャンプーで手触りが良くなることもありますが
ノンシリコンシャンプーの方がより素に近い毛髪にでき、トリートメントと併用してしっとり感を出すことができます。
お悩み別！おすすめシャンプー
乾燥が気になる
洗浄力の優しい、アミノ酸系のシャンプーがおすすめ。
(左)MY IT gentle shampoo 4800円(税込)
美容成分配合
(中)MY IT sensitive shampoo 4800円(税込)
敏感肌の方へ
(右)TOKIO IE インカラミシャンプー 2500円(税込)
TOKIOトリートメントの効果をご自宅でも
頭皮環境、フケが気になる
頭皮に優しい、アミノ酸のスパシャンプーがおすすめ。
TOKIO IE インカラミ ヘッドスパシャンプー
頭皮も髪、どちらも徹底保湿
髪にボリュームがほしい
ベタつかずふんわり仕上がる、アミノ酸系のノンシリコンシャンプーがおすすめ。
N.シアシャンプー スムース 3000円(税込)
シアバター配合。髪にハリコシがほしい方へ。
髪にまとまりがほしい
洗い上がりがきしまない、シアバター配合のシャンプーがおすすめ！
N.シアシャンプー モイスト 3000円(税込)
シアバター配合。髪にうるおいとまとまりがほしい方へ。
ヘアカラーの色持ちをよくしたい
カラーシャンプーで色落ちを防ぎましょう。
N.カラーシャンプー パープル/ピンク/シルバー 2600円(税込)
ダメージが気になる
油分をとりすぎず髪に優しい、アミノ酸系シャンプーがおすすめ。
トリートメントでしっかり保湿しましょう。
敏感肌の方
アミノ酸系シャンプーで、安全な界面活性剤を使用しているものを選びましょう。
シャンプーの選び方【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
シャンプーにもたくさんの種類があります！
求める仕上がりや、今の髪や頭皮のお悩みに合わせて
シャンプーを変えてみてはいかがでしょうか。
美髪のためにはトリートメントも大事ですが、
シャンプーもとても重要です！
迷った時はぜひスタイリストにご相談ください。
